2008年05月28日 バイオディーゼル・バス!@

2008/05/28

5月28日(水)。今日は京都市交通局の視察にやってきました!今年の2月に京都市の「廃食用油燃料化施設」つまり天ぷら油の廃油からディーゼル燃料(バイオディーゼル)を精製する工場を視察に行きましたが、今回はこのバイオディーゼルを使用して走っている市バスを調査に来ました!やって来たのは市バスの横大路車庫。ここで京都市交通局の車両係長と合流。この車庫には現在106台のバスが配備されていて、その内の93台がバイオディーゼルを燃料として動いています。その93台のうちでも2台が100%のバイオディーゼル燃料で走っています。ちなみにバイオディーゼル100%のことを「B100」と呼びます。残りの91台は20%のバイオディーゼルと80%の軽油の混合液(「B20」と言います)で走っています。以前紹介したのは環境局のパッカー車(ゴミ収集車)でしたが京都市直営のパッカー車は220台全てバイオディーゼル100%で走っています。
ところでこの「バイオディーゼル」は地球温暖化対策の切り札として注目を集めています。「カーボンニュートラル」とか「カーボンフリー」という言葉を聞いたことがあると思います。これは簡単に言うと「植物に由来する燃料はその原料である植物の生育時において大気中の二酸化炭素を吸収しているため、燃料になって燃焼した際に発生する二酸化炭素を相殺できる」というものです。現在、地球的規模で取り組みが進んでいる「温室効果ガス」の削減。アル・ゴア氏の映画「不都合な真実」で世界的に関心が高まり、京都議定書で6%のCO2削減が定められたことは皆さんご存知と思います。京都議定書で有名となった京都市は京都会議の前後から「開催都市としてどのような責任を果たしていけるか」を真剣に考え、市長の号令のもと市民運動からなる天ぷら油の回収運動とバイオディーゼルの実用化に着手しました。COP3の開催地でもあった京都市は環境に真剣に取り組んだのです。私はこの取り組みを高く評価し、以前から注目をしてきました。そして今回二度目となる調査に行きました。目的はズバリ、名古屋市での導入は可能かどうか。ゴミ収集車あるいは市バス、はたまたメーグルやその他のディーゼル車両全般への利用とそれによる温室効果ガスの削減です。そのため今回はバイオディーゼルの実用性、安全性を特に調査しました。写真は横大路車庫です。奥に見える車両のほとんどはバイオディーゼル燃料で走っています。一部天然ガス車両あり。(Aにつづく)